5 月 26
怖い!皮膚がんのこと
icon1 トラブル | icon2 対策, 病気, | icon4 05 26th, 2009| icon3Comments Off

いろんな肌トラブルのなかで、おそらく一番恐ろしいものは皮膚がんでしょう。
最近、特に増えていて注目されている皮膚がんが、「悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)」と呼ばれるものです。表皮と真皮のあいだでメラニンをつくる細胞に癌ができたもので、「メラノーマ」とも呼ばれます。聞いたことのある人もおられるかもしれませんね。この皮膚がんは転移するスピードが早くて、かなり死亡率が高いそう。

日本人によくあるタイプの皮膚がんは、「結節型黒色腫(けっせつがたこくしょくしゅ)」と、「末端部黒子様黒色腫(まったんぶこくしょうこくしょくしゅ)」です。20~60歳代の方に発症し、その皮膚がんの大半が足の裏とひざ下に発生します。顔やひざ上にもできることがあります。
特に最近注目されているのは、女性の足の裏にできる悪性黒色腫。
その症状は、黒いほくろ状の色素沈着なのですが、見た目は、皮膚の表面からイボのように盛りあがっています。その皮膚がんになる人の60%が、前からあった色素斑(ほくろのようなもの)が、気付いたら急速に大きくなって、色が変わってきた!という自覚症状があるそうですよ。何かおかしいな、と異変に気づいたら、一刻も早く専門医に診てもらうことをオススメします。

この皮膚がん、メラノーマが発見された場合、5年間生存する率は約60%だそうです。早期発見なら90%!!もうすでに足の裏などにほくろがある人は、定期的にチェックしましょう!!異常が起きていませんか?気をつけてみておくことで皮膚がんになったとしても早期発見につながりますよ。

12 月 30
肌のトラブル;保湿ケア
icon1 トラブル | icon2 対策, 病気, | icon4 12 30th, 2008| icon3Comments Off

人間の肌は「皮脂膜」というもので覆われています。この「皮脂膜」というのは、皮脂腺から分泌される皮脂と汗が交じり合ってできたもので、角層からの水分の蒸発を防ぐ、天然の保護膜の役割を果たしています。

加えてこの皮脂膜の下には、角層(角層細胞が重なりあった層で、皮脂膜と同様、天然の防御膜の働きをしています)や、天然保湿因子(肌が作り出す水溶性のアミノ酸、塩類で、水分を捕まえて離さない性質をもちます)、および角層細胞間脂質(角層細胞と角層細胞の間を埋めている脂で、これも角層の水分を保持、潤いを保つ働きをしています)などがあります。

外界には、細菌や化学物質、紫外線、ほこりが溢れ、お肌のトラブルを引き起こす要因が溢れています。また季節の変り目やエアコンによる乾燥なども肌荒れの原因になります。

人間の皮膚を構成する、皮脂膜や角層をはじめとするこれらの構成要素は、身体の外側から有害なものが入ってくるのを防ぎ、かつ内側の必要な水分や潤いを逃がさないようにする天然の保護機能を担っているのです。

洗浄は、身体の汚れを落とそうとするあまり、これら、お肌の天然の保護機能まで奪ってしまうことがあります。洗顔後に肌がつっぱったり、かさかさしてかゆみを感じることがあるのは、そうした理由によります。そこで、洗浄(洗顔)後には、これらの「落としすぎてしまった「潤い」を補う「保湿ケア」が必要になります。

洗浄料が格段に進化し、きちんと汚れを落とせるようになった分、保湿ケアでしっかりと潤いを戻してあげることも必要になったというわけですね。

10 月 20
肌のトラブル;発疹のない全身性のかゆみ
icon1 トラブル | icon2 トラブル, 病気 | icon4 10 20th, 2008| icon3Comments Off

肌のトラブルは結果として表面に出てきた症状という場合が多くあり、必ずしも皮膚病によるものとは限りません。発疹はみられず、全身にかゆみがあるというケースでは、むくみや黄疸、全身の倦怠感など、そのほかの症状がないかどうかにも着目し、全身性の疾患の可能性も含めて、適切な科を受診するのが好ましいでしょう。

以下に、発疹がなく、全身性のかゆみを伴う場合に疑われる病気とその主な症状をあげてみましょう。

発疹はみられず、皮膚が全身に渡ってかゆく、さらに加えて以下の症状がある場合・・・

◆黄疸、全身の倦怠感がある場合 → 「肝硬変」の疑いアリ。
◆黄疸、腹痛がある場合 → 「胆石症」の疑いアリ。
<※ 上記2つの症状・疾患については、内科または消化器科を受診してみましょう。>

◆肥満、口のかわき、倦怠感がある場合 → 「糖尿病」の疑いアリ。
◆足の親指の痛みがある場合 → 「高尿酸血症」「通風」の疑いアリ。
<※ 上記2つの疾患については、内科の受診をお勧めします。>

◆高齢者で、冬の時期に皮膚が乾燥するという場合 → 「老人性ようしょう症」の疑いアリ。
◆抗生物質、アスピリンなどに対する反応で、発疹が出ることもあるいう場合 → 「薬物アレルギー」の疑いアリ。
<※ これらふたつについては皮膚科を受診します。>

◆むくみ、食欲不振の症状がある場合 → 「慢性腎不全」の可能性アリ。
<※ 内科または泌尿器科を受診します。>

上記以外に可能性があるのは神経症の場合です。精神的ストレスがあり、主に頭部にかゆみが現れます。このような場合は、精神科の受診が勧められます。

10 月 3
肌のトラブル;発熱と発疹を伴う場合
icon1 トラブル | icon2 原因, 病気, 発熱, 発疹 | icon4 10 3rd, 2008| icon3Comments Off

一概に肌のトラブルといっても漠然としていますが、細かく見ていくと原因がわかる場合があります。
「肌のトラブル」という場合、大概は「発疹」がみられます。ただし発疹が見られたからといって皮膚疾患が原因とは限りません。特に、発疹と発熱が両方ともに見られる場合、全身性の疾患(内臓の疾患)が疑われることがあります。

発疹と発熱という症状以外に、下記の症状がある場合は、皮膚科以外の可能性も疑われるので全身の症状を注意深く観察して、適切な科を受診してください。

子供の場合で、喉の痛みがあり、細かな赤い発疹がみられる場合は、「風疹」が疑われます。喉の痛み、鼻水、口粘膜に斑点がある場合は、「はしか(麻疹)」が疑われます。緊急を要するので大至急小児科を受診してください。

また、水泡とかさぶたがあり、かゆみが見られる場合、「水ぼうそう」が考えられます。高熱を発し、悪寒があり、イチゴ舌のある場合は、「猩紅熱(しょうこうねつ)」が考えられます。緊急を要します。これらはいずれも小児科を受診する必要があります。子供の症状については、ご両親をはじめとする周囲の大人の方が日頃から注意してよく観察してください。

次に、発疹に加え、高熱で頭痛がし、身体のどこかに虫の刺し傷がみられる場合、「ツツガムシ病」が考えられます。このような症状がある場合は、内科または皮膚科を受診しましょう。

発疹と発熱に、手足のしびれ、筋肉痛がみられる場合は、「結節性多発動脈炎」の疑いがあります。口や陰部の潰瘍、目の痛みを伴う場合は、「ベーチェット病」、さらにリンパ節の腫れがみられる場合は、「ホジキン病」が考えられます。これらは内科を受診します。