10 月 20
肌のトラブル;発疹のない全身性のかゆみ
icon1 トラブル | icon2 トラブル, 病気 | icon4 10 20th, 2008| icon3Comments Off

肌のトラブルは結果として表面に出てきた症状という場合が多くあり、必ずしも皮膚病によるものとは限りません。発疹はみられず、全身にかゆみがあるというケースでは、むくみや黄疸、全身の倦怠感など、そのほかの症状がないかどうかにも着目し、全身性の疾患の可能性も含めて、適切な科を受診するのが好ましいでしょう。

以下に、発疹がなく、全身性のかゆみを伴う場合に疑われる病気とその主な症状をあげてみましょう。

発疹はみられず、皮膚が全身に渡ってかゆく、さらに加えて以下の症状がある場合・・・

◆黄疸、全身の倦怠感がある場合 → 「肝硬変」の疑いアリ。
◆黄疸、腹痛がある場合 → 「胆石症」の疑いアリ。
<※ 上記2つの症状・疾患については、内科または消化器科を受診してみましょう。>

◆肥満、口のかわき、倦怠感がある場合 → 「糖尿病」の疑いアリ。
◆足の親指の痛みがある場合 → 「高尿酸血症」「通風」の疑いアリ。
<※ 上記2つの疾患については、内科の受診をお勧めします。>

◆高齢者で、冬の時期に皮膚が乾燥するという場合 → 「老人性ようしょう症」の疑いアリ。
◆抗生物質、アスピリンなどに対する反応で、発疹が出ることもあるいう場合 → 「薬物アレルギー」の疑いアリ。
<※ これらふたつについては皮膚科を受診します。>

◆むくみ、食欲不振の症状がある場合 → 「慢性腎不全」の可能性アリ。
<※ 内科または泌尿器科を受診します。>

上記以外に可能性があるのは神経症の場合です。精神的ストレスがあり、主に頭部にかゆみが現れます。このような場合は、精神科の受診が勧められます。

10 月 3
肌のトラブル;発熱と発疹を伴う場合
icon1 トラブル | icon2 原因, 病気, 発熱, 発疹 | icon4 10 3rd, 2008| icon3Comments Off

一概に肌のトラブルといっても漠然としていますが、細かく見ていくと原因がわかる場合があります。
「肌のトラブル」という場合、大概は「発疹」がみられます。ただし発疹が見られたからといって皮膚疾患が原因とは限りません。特に、発疹と発熱が両方ともに見られる場合、全身性の疾患(内臓の疾患)が疑われることがあります。

発疹と発熱という症状以外に、下記の症状がある場合は、皮膚科以外の可能性も疑われるので全身の症状を注意深く観察して、適切な科を受診してください。

子供の場合で、喉の痛みがあり、細かな赤い発疹がみられる場合は、「風疹」が疑われます。喉の痛み、鼻水、口粘膜に斑点がある場合は、「はしか(麻疹)」が疑われます。緊急を要するので大至急小児科を受診してください。

また、水泡とかさぶたがあり、かゆみが見られる場合、「水ぼうそう」が考えられます。高熱を発し、悪寒があり、イチゴ舌のある場合は、「猩紅熱(しょうこうねつ)」が考えられます。緊急を要します。これらはいずれも小児科を受診する必要があります。子供の症状については、ご両親をはじめとする周囲の大人の方が日頃から注意してよく観察してください。

次に、発疹に加え、高熱で頭痛がし、身体のどこかに虫の刺し傷がみられる場合、「ツツガムシ病」が考えられます。このような症状がある場合は、内科または皮膚科を受診しましょう。

発疹と発熱に、手足のしびれ、筋肉痛がみられる場合は、「結節性多発動脈炎」の疑いがあります。口や陰部の潰瘍、目の痛みを伴う場合は、「ベーチェット病」、さらにリンパ節の腫れがみられる場合は、「ホジキン病」が考えられます。これらは内科を受診します。

9 月 16
肌トラブルと全身疾患
icon1 トラブル | icon2 トラブル, 原因, | icon4 09 16th, 2008| icon3Comments Off

お肌のトラブル即ち、「皮膚がかゆい」、「発疹が出る」などがあったとき、通常、私たちはついつい皮膚の病気を疑ってしまいますが、実際には、内臓疾患が原因で結果として肌のトラブルを伴っているという場合が意外と多いのです。

肌のトラブルの多くは、「発疹」です。そこで、肌のトラブルという場合、まずは、発疹があるかどうかを確認しましょう。
発疹がある場合は、次に発熱があるかどうかを確認します。こうして発疹と発熱をチェックしてどちらもある場合に疑われるのは、子供の場合は、「風疹」「はしか」「水ぼうそう」「猩紅熱(しょうこうねつ)」です。

また、大人の場合は、多くはありませんが、「サルコイドーシス」や「全身性エリマテトーデス」といった全身性の疾患が疑われる場合があります。子供の場合も、大人の場合も、これらは皮膚科ではなく、小児科や内科で受診することになります。発疹があり、しかも発熱を伴う場合、肌のトラブルではなく、全身的な疾患が原因となって肌トラブルが出ていると疑われることが多いのです。

次に、発疹があるが、発熱はない、という場合、「アトピー性アレルギー」や、主婦の方に多くみられる「主婦湿疹」、その他「にきび」「乾癬(かんせん)」などが疑われます。上記の症状はいずれも皮膚科を受診すべき状況です。
発疹が出ていて発熱がないというケースは、比較的それは肌そのもののトラブルであることが多いともいえますが、中には「強皮症」(全身性進行性硬化症)といった内科領域の疾患もありますので、一概に皮膚科と決め付けるのは危険です。

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